高山祭は、岐阜県飛騨地方の中心 高山市に伝わる歴史あるお祭り。
春は4/14・15 秋は10/9・10の年2回、毎年変わらず同じ日に開催されます。
秋の高山祭は、八幡祭と呼ばれる櫻山八幡宮の例祭のことです。
高山祭は、京都の祇園祭 秩父の夜祭と共に三大美祭の一つに数えられ、毎年多くの人が訪れますが、その観光客数は2日間だけで約20万人を数えます。
高山祭は春と秋では開催地が違い、駐車場状況や交通規制も変わりますので注意が必要です。
こちらの記事では、秋の高山祭の日程スケジュールや会場アクセスや駐車場情報、見どころや屋台(山車のこと)についてもご紹介していきます。
2020年/2021年には、新型コロナの影響で、高山祭の圧巻ともいえる屋台の曳きそろえ からくり奉納などは中止となっていましたが、2022年から、復活^^
屋台の曳きそろえ からくり奉納 屋台の曳回しも、お楽しみいただけるようになりました。
~公式サイト発表の日程は以下になります~
■御神幸(祭行列)
9日(日)午後1時~午後5時頃
10日(月)午後2時半~午後4時半頃
■屋台曳き揃え
9日(日)午前9時~午後5時頃 八幡宮表参道にて
10日(月)午前9時~午後4時頃 八幡宮表参道にて
※雨天の場合は、屋台蔵・会館での屋台見学となります
■からくり奉納
9日(日)午後12時~午後12時20分頃 午後2時~午後2時20分頃
10日(月)午前11時~午前11時20分頃 午後1時~午後1時20分頃
※雨天中止となります
■宵祭
9日(日)午後6時~午後9時頃 雨天時:中止となります
春の高山祭についてはこちらに書いています。
高山祭の歴史について
飛騨の小京都と呼ばれる高山の街は山々に囲まれた盆地で、そこを流れる宮川と架けられる幾つもの橋や碁盤の目の通りにも京都を思わせる風景を望むことが出来ます。
天正11年(1586年)に飛騨の国に入国した金森氏が飛騨の国を治めていた江戸時代には、すでに高山祭は行われていたといいます。
当時は毎年祭りが行われるわけではなかったようで、現在の春・秋の日程になったのは昭和43年のことです。
祭りの主役である屋台が登場したのは、飛騨の国が幕府直轄地になり江戸の文化が流入した頃で、文化・文政時代1804~1830頃と推定されています。
高山祭の屋台の起こりは京都の祇園祭や東京の神田祭だと言われています。
ちなみに京都の祇園祭の鉾には霊が舞い降りるという意味があり、当時流行していた疫病や災害などを治め平和な国にしたいという願いを込めて、鉾にきらびやかな飾りを付けたのが祇園祭の山車の始まりだと言われています。
祭りの屋台は1960年(昭和35年)に国の重要有形民俗文化財の指定を受けており、2016年には、全国の32件の祭りと共に「山・鉾・屋台」がユネスコ世界無形文化遺産の指定を受けました。
屋台の彫刻や銅幕の刺繍などといった装飾品には、飛騨の匠の技術や文化を見ることが出来ます。
秋の高山祭・八幡祭とは
秋の高山祭は正しくは八幡祭(はちまんまつり)と言い、毎年10月9・10日に開催される櫻山八幡宮の例祭です。
旧暦の頃には稲刈りの少し前の8月1日に祭りを行ったそうです。
櫻山八幡宮は高山市北半分の氏神様で、祭りは高山旧城下町北側の下町を中心とした区域で行われます。
秋の高山祭では毎年11台の屋台が登場しますが、当日は櫻山八幡宮の境内に布袋台、他10台は表参道に並びます。
祭の初日の日中には、4台の屋台が町を巡るという屋台の曳き廻しが行われますが、これは秋の高山祭だけの行事です。
また、高山祭と言えば屋台のからくりと言うくらいにからくり奉納は有名ですが、八幡祭のからくり奉納は布袋台のみとなっており、櫻山八幡宮の境内にて行われます。
櫻山八幡宮とは?
ちょうど聖武天皇の時代に諸国に八幡宮が祀られたそうで、その時に八幡宮を祀る土地に櫻山を選んだそうです。
現在、櫻山八幡宮は高山の北半分を守る氏神様です。
櫻山八幡宮
高山市桜町178
0577-32-0240
境内は出入り自由
駐車場あり
※祭中は使用不可
JR高山駅~徒歩20分
高山祭の秋の八幡祭と春の山王祭の違い
高山祭は春と秋の年二回です。
春と秋では開催地や行事内容・行事の呼び名が異なります。
春 山王祭(さんのうまつり) 4月14・15日 飛騨山王宮 日枝神社の例祭 | 秋 八幡祭(はちまんまつり) 10月9・10日 櫻山八幡宮の例祭 |
屋台12台 | 屋台11台 |
御巡幸 | 御神幸 |
からくり奉納 三番叟 龍神台 石橋台 | からくり奉納 布袋台のみ |
屋台の曳回しは無し | 屋台の曳回し ※10月9日の1回のみ |
夜祭 | 宵祭 |
秋の高山祭の日程タイムスケジュール
10/9
9:00頃 屋台曳そろえ(八幡宮表参道)16:00頃まで
※布袋台は八幡宮境内、他の屋台は表参道に勢揃いします。
12:00頃 からくり奉納 (八幡宮境内)
13:00頃 御神幸(八幡宮表参道を出発) 15:00時頃戻ってくる
13:30頃 屋台曳き廻し(屋台4台)15:00頃まで
※高山祭パンフレットに順路記載
14:00頃 からくり奉納 (八幡宮境内)
18:00頃 宵祭 21:00頃まで
10/10
8:30頃 御神幸 八幡宮表参道出発 13:30頃 御旅所出発し16:00頃戻ってくる
9:00頃 屋台曳そろえ(八幡宮表参道)16:00頃まで
11:00頃 からくり奉納(八幡宮境内)
13:00頃 からくり奉納(八幡宮境内)
秋の高山祭の見どころ
からくり奉納
秋の高山祭からくり奉納は櫻山八幡宮の境内で行われます。
屋台は、布袋台のみで大変貴重なものですので、ここは逃したくないところですね。
布袋台のからくり人形は36条の手綱で操る、綾渡りという大変巧みなものとなっています。
午前午後1日2回の計4回あります。
秋の高山祭が10月9日・10日に岐阜県高山市で開催!
豪華絢爛な屋台はもちろん、からくり人形も見どころのひとつ。
秋の高山祭では、布袋台がからくりを披露します。
綾を渡り布袋様に飛び移る唐子の動きがとても愛らしくて、目が離せません!https://t.co/dWBT0ikaSN pic.twitter.com/lYXyjiyqtn— 日本観光振興協会中部支部 (@jtachubu) September 28, 2017
双眼鏡を持参されるといいかもしれません。
御神幸(ごしんこう)
御神幸は八幡宮氏子たちの繁栄を願って神様が1泊2日で旅をするという行事で、祭りのクライマックスともいえます。
神様は御分霊で神輿に乗られます。氏子の人は各家の玄関先で神輿の神様をお迎えします。
祭りの当日は各家の玄関にすだれや幕をかけることが推奨されています。これは家の中のけがれを神様に見せないという意味があるそうです。
また神様を見下ろさないということで、神輿行列を高いところから見下ろすことが禁じられています。
大変厳粛な行事ではありますが、雅楽や闘鶏楽、時代の絵巻物を見るかのような華やかさもあるのです。
※春は御巡幸といいます
10月9日の午後に八幡宮を出発し氏子の家を巡りまた八幡宮に戻ってきます。
10日は午前に八幡宮を出発し氏子の家を巡り、御旅所を経由して八幡宮に戻っていきます。
※神社に帰ることを還御という
八幡祭の御旅所は、櫻山八幡宮と高山別院の間くらいにあります。
宵祭
祭初日の夕方になりますと、宵祭の準備が始まります。屋台には100個もの提灯が付けられて、獅子舞やお囃子を奏でて町を巡ります。
昼間とは全く違った幻想的な祭りの風景を見ることが出来ます。
曳き別れ歌「高い山」を唄いながら屋台は各屋台蔵へと帰っていきます。
※春は夜祭という
放置状態の「秋の高山祭」屋台画像 レタッチがやっと完成(1/2) https://t.co/Wpljqge4tI pic.twitter.com/QnXLL5RFxj
— 比呂池写真事務所 (@hiroike7707) January 24, 2020
屋台の曳き廻し
屋台の曳回しは秋の高山祭だけで行われるの貴重な行事で、9日の13:30頃~15:00頃までの1回きりですから逃したくないところですね。
4台の屋台が町を巡るという迫力あるものです。 4台のうち神楽台と鳳凰台は毎年登場しますが、残りの2台は布袋台を除く8台から交代で参加することになっています。
令和元年は、神楽台・鳳凰台のほか、仙人車・大八台の計4台の登場でした。
屋台が動く美しさや、屋台がいかに巧妙に作られているのかというところを見ることが出来ます。
注意:夜は足元が見えにくくなります。
道路わきの側溝に蓋がないところもありますので歩く際は十分にご注意下さい。
屋台の方向転換は?
屋台が動いているところをに出会うと、もしかすると屋台の方向転換を見ることが出来るかもしれません。
あのような重い大きな屋台が道を曲がるとき一体どうやって曲がるのか?は非常に興味深いものですよね。
実は屋台の下には方向転換させるための第5の車輪と言われる「戻し車」というものがあります。
戻し車は高山祭ならではのもので、他の山車や曳山が登場する祭りにはないものです。
屋台が曲がる際、第五の車輪(戻し車)を下ろして前輪を上げることによって重い屋台でも向きを楽に変えられるというものです。
自動車のタイヤ交換の時に使うジャッキような原理ですが、すでに江戸時代に取り入れていたのは凄いですね。
高山の屋台は通常4車輪ですが、向きを変えることを想定して、あらかじめ車輪を3輪にしている屋台が3つあるのです。
※神楽台・大八台・鳩峯車
また、秋の八幡祭の鳳凰台には戻し車が2つもついているそうですよ。
動画は戻し車で方向転換する様子です。 実際にこの光景が見られればこれは必見ですね。
高山祭の屋台のここを見ておこう・秋の11台の屋台一覧
神楽台(かぐらたい) 八幡町 桜町
鳳凰が飾られ天照・八幡・春日の3神をあらわした金装束が独特な屋台です。
布袋台(ほていたい) 下一之町上組
秋の高山祭のからくり奉納は布袋台にて行われます。
布袋台は、高山祭の中でも最も手がこんでいるという屋台だと言えます。
布袋台のからくり人形は36条の手綱で操り綾渡りという大変巧妙なものです。
男女2人の唐子がブランコを回転しながら飛んで伝っていった先の和尚さんの肩に乗って喜び、その後和尚さんの左手の軍配からのぼりが出るという構成になっています。
豊明金鳳台(きんぽうたい) 下一之町中組
屋台の棟飾りには金色の鳳凰が翼を広げ、人形と竹内宿儺は応神天皇を抱えています。
豊明金鳳台は一見地味な屋台に見えますが、屋台の初期の頃の風格があり優美な屋台です。
大八台(だいはちたい) 下一之町下組
3輪の御所車(大八車)のうちの外2輪が高山祭の屋台の中では最大で、直径1.56mあります。
屋根に八幡・春日大神をあらわすという大金装束を立てています。
鳩峯車(きゅうほうしゃ) 下二之町上組
鳩峯車の見送り幕や銅掛けは、つづれ錦織で大変高価です。これだけの高価で贅沢な幕は他の屋台には見られないそうです。
神馬台(じんまだい) 下二之町中組
神馬台には、白馬と2人の人形が飾ってあるのが特徴です。 大幕の大般若の面は印象的です。
仙人台(せんにんたい) 下三之町上組
仙人台は、最も古い形の屋台だと言われます。
以前は仙人のからくりがありましたが現在はからくりはなく仙人の像が飾られています。
行神台(ぎょうじんだい) 下三之町中組
かつては神楽台に次いで全屋台の先頭を曳いたという屋台です。
宝珠台(ほうじゅたい) 下三之町下組
宝珠台のシンボルでもあるのは、屋根にあしらわれる雄と雌の大亀です。
大宝珠も3個飾られています。けやきで作られた大輪は全屋台の中でも最も美しいと言われています。
豊明台(ほうめいたい) 大新町1丁目
大鳳凰と宝珠、上段の菊花彫刻と中段の牡丹彫刻や十二支の彫刻、下段の唐獅子などの装飾が美しいです。
鳳凰台(ほうおうたい) 上二之町下組
鳳凰台の屋台の下段にあるケヤキ白彫りの谷越獅子は高山祭りの屋台彫刻の中では最大のものです。
見送りは鳳凰のつづれ錦織です。
屋台は屋台蔵に保管される
かつては祭りが終わると屋台を分解してしまっていたそうですが、屋台蔵が出来てからはそのまま屋台を蔵に納めています。
蔵の大きさは平均すると、扉の幅1.3m 高さ6m 厚さ30㎝というサイズです。
あの大きな屋台を収納しても屋台蔵が傾くことはなく、何年経っても扉が閉まらなくなるといったこともなく狂いのない正確な建築には、飛騨の匠の技術の高さがわかりますね。
組の各地にある屋台蔵は軒の高い白壁の土蔵でとてもよく目立ちます。
一番古い蔵は文化12年に作られた龍神蔵です。
屋台蔵では、祭りの準備である屋台やわい(支度)から始まり、夜祭や宵祭の後に蔵の前で宴をするなど、屋台蔵は組の中の中心的な施設となっています。
【動画ニュース】岐阜県高山市で9日から「秋の高山祭」が始まり、豪華けんらんな祭屋台が市の中心部に勢ぞろいしました。https://t.co/EOycvEuhyQ#nhk_news #飛騨高山 #高山祭 pic.twitter.com/Q7fnGyumEp
— NHKニュース (@nhk_news) October 9, 2018
屋台の修理には
屋台の修理や補修には莫大な費用が掛かりますが、現在は国がその費用の50%を負担、40%を市が負担し残りの10%は屋台組が負担していると言います。
10%とは言っても決して楽ではない数字であるようです。
秋の高山祭の駐車場情報とアクセス
高山祭では、多くの観光客が訪れるため駐車場は比較的多いです。
① 高山市街地にある市営・民営駐車場
② 市営・民営駐車場が満車になってからオープンする臨時駐車場
祭当日は祭区域内の駐車場には駐車出来ません。祭区域外の駐車場を選びましょう。
2日間ある高山祭を泊りがけで楽しまれる場合には駐車場の選択も変わってきますね。
本来、市営・民営駐車場が満車になってから臨時駐車場が解放されますが、臨時駐車場の1つ匠ヶ丘臨時駐車場のみ、市営・民営駐車場が満車に関係なく朝から駐車出来ます。
祭会場からはやや離れていますが、それでも良ければ、初めから匠ヶ丘臨時駐車場に駐車するのもアリでしょう。
匠ヶ丘臨時駐車場からは
無料シャトルバスが出ています。
約10分で高山駅近くの高山市民文化会
まで送迎してもらえますよ。
シャトルバスには、大型バス専用の真光駐車場行きもあります。
乗り間違いにはくれぐれもご注意くださいね。
↓匠ヶ丘駐車場
高山市営・民営駐車場
では、マップに沿って市営・民営駐車場の場所を順にご紹介します。
秋の高山祭の会場は地図の緑枠で囲ってある辺りです。
安川通り(R158)からは北側、宮川からは東側となります。
※祭り当日は緑枠にある駐車場は使用できません。
参考サイト:秋の高山祭会場の交通規制と通行止めマップ ←クリックすると祭り区域が見れます。
上のマップ内のアルファベットは市営駐車場、数字は民営駐車場です。
市営駐車場の料金は昼 30分毎150円 夜 1時間毎50円です。
※夜間は20時~8時
A 空町 128台 〇 高山市馬場町2-115
B えび坂 55台 〇 高山市馬場町2-1-1
C 神明 55台 〇 高山市神明町4-18
D 弥生橋 21台 × 高山市大新町1-2 祭区域内につき利用不可
E かじ橋 52台 〇 高山市本町3-9 会場付近
F 花岡 立体161台 〇 高山市花岡町2-14-4 市役所 西小学校近く
G 広小路 33台 〇 高山市名田町5-100
H 天満 104台 〇 高山市名田町2-3
I 不動橋 110台 〇 高山市七日町2-135-1 会場付近 西小学校近く
1 高山駅西 130台 〇 高山市昭和町1-22-10
高山市街地駐車場空車情報はこちらへアクセスすると見れます。
スマホ専用URL http://parking.takayama.gifu.jp/?mode=sp
民営駐車場は以下となります。
祭区域内は省いてありますので参考になさってください。
4 NTT西日本APパーク 30台
7 高山中央駐車場 65台
8 旭パーキング 30台
9 白啓駐車場 25台
10 宮本駐車場 19台
11 中橋駐車場 26台
12 プラザ陣屋駐車場 20台
13 かみいち駐車場 60台
14 かみいち第2駐車場 60台
15 天木屋パーキング 11台
16 第一パーキング 20台
17 本町4丁目駐車場 10台
18 本町1丁目駐車場 7台
19 Beパーク高山駅南 7台
20 マルケン有料駐車場 6台
21 名鉄協商パーキング高山駅前 10台
23 名鉄協商パーキング高山駅前第2 12台
24 駅前パーキング 31台
25 MAYパーク高山 24台
29 DLパーク高山駅前 16台 駅近
30 日通駅前駐車場 77台 駅近
32 パラカ高山駅前第1 12台 駅近
33 パラカ高山駅前第2 242台 駅近
35 パラカ高山市初田町第1 5台 軽6台
高山祭 臨時駐車場
上の市営 民営駐車場が満車になったときには臨時駐車場がオープンされます。
※匠ヶ丘臨時駐車場だけは満車に関係なく朝9時からオープンします。
【匠ヶ丘臨時駐車場】
高山市匠ケ丘町203付近
駐車場利用料は無料
駐車台数 700台
市街地へは無料シャトルバスを使用します。高山市民文化会(JR高山駅付近)までの送迎となります。シャトルバス運行時間は 9日:午前9時から午後9時 10日:午前9時から午後4時
注意:お帰りの際は必ず匠ヶ丘臨時駐車場行に乗りましょう。
観光バス専用真光駐車場行きもあるため。
西小学校臨時駐車場 北小学校臨時駐車場は市営民営駐車場が満車になってからしかオープンしません。
【西小学校臨時駐車場】
高山市総和町2丁目18−1
駐車場利用料は1000円
駐車台数 200台
【北小学校臨時駐車場】
高山市桐生町2−21
駐車場利用料は1000円
駐車台数 200台
※当日朝早く到着できる場合には市営民営駐車場がおすすめかと思います。到着が遅い場合は臨時駐車場の匠ヶ丘臨時駐車場 西小学校臨時駐車場 北小学校臨時駐車場が良いと思います。
観光地の駐車場は混みますから、あらかじめ駐車場を予約しておいてもいいかもしれません。
高山市へのアクセスは?
岐阜県高山市へのアクセス方法をご紹介します。
関東方面から
東京駅から(東海道新幹線)にて名古屋駅まで約1時間50分
名古屋駅からJR高山本線 特急ワイドビューひだ号で高山駅まで約2時間20分
※所要時間 約4時間10分(乗継除く)
関東方面から北陸新幹線経由
東京駅から(北陸新幹線)にて富山駅まで 約2時間10分
富山駅からJR高山本線の特急ワイドビューひだ号にて高山駅まで 約1時間30分
※所要時間 約3時間40分(乗継除く)
関西方面から
新大阪駅から(東海道新幹線のぞみ)にて名古屋駅まで 約50分
名古屋駅からJR高山本線 特急ワイドビューひだ号にて高山駅まで 約2時間20分
※所要時間 約3時間10分 (乗継除く)
高速バス
バスタ新宿から平湯バスターミナルを経由し高山駅前まで 約5時間30分 ※平湯は途中下車可能
富士山駅発から平湯バスターミナルを経由し高山駅前まで 約4時間40分 ※平湯は途中下車可能
自動車にて関東方面から
東京から(中央自動車道・長野自動車道)を経由し松本ICまで 約2時間30分
松本ICから国道158号を経由して平湯温泉まで 約1時間
平湯温泉から国道158号を経由して高山市街地まで 約50分
※所要時間 約4時間20分
自動車にて関西方面から
大阪から(名神高速道路・東海北陸自動車道)を経由し飛騨清見ICにて東海北陸自動車道をおります。
飛騨清見ICを出てその後すぐに、中部縦貫自動車道(高山清見道路)へ入ります。
高山西ICまたはもう一区間先の高山ICからでも高山市街地へ入れます。
※高山ICからですと、高山市街地へ行くには南下する形になり渋滞は緩和されるかもしれません。
飛騨清見ICから国道158号線経由でも高山市街地へ行けますが、混雑が予想されますので中部縦貫自動車道(高山清見道路)を利用することをおすすめします。
注意:東海北陸自動車道を利用される場合は 飛騨清見ICで必ずおりましょう。通過すると白川郷ICへ行ってしまい高山市内へは入れません。誤って通過する方が多いようです。
自動車にて富山から
富山からは国道41号を経由しますと高山市へ行くことが出来ます。
※所要時間は約2時間
雨天の場合は?
高山祭では 開催するかどうかの決定は当日の天候を見て、祭主催者である年行司が判断をすることが決まっています。
確定次第、高山市公式観光サイトでお知らせされます。
天候で迷っているという方は公式サイトを確認することをおすすめします。
高山市公式観光サイト https://www.hidatakayama.or.jp/
屋台は国の有形文化財であり雨に濡らすことはできませんので、雨天の場合からくり奉納・御神幸・屋台曳き揃え・屋台曳き廻し・宵祭は中止となります。
また、残念ではありますが中止となった場合の日程の順延はありません。
雨天の場合でも天候によっては、各屋台が屋台蔵に入った状態をご覧いただけることがありますので高山市公式観光サイト http://kankou.city.takayama.lg.jp/にて確認をしましょう。
まとめ
秋の高山祭についてご紹介いたしました。
祭で一番の注目はやはり豪華絢爛な屋台(山車)だと思います。からくり奉納や時代の絵巻物を見るような御神幸、秋ならではの屋台の曳回しなど見どころたくさんです。
当日、会場は大変混み合いますので時間に余裕を持ってお出かけになられることをおすすめします。
祭での決まり事として、屋台には触れない、御神幸などの行列等に入っての写真撮影は×、会場での喫煙は×となっていること、現地で出たゴミは持ち帰っていただくなどがあります。
もし天候で祭りの開催の有無を迷われる場合は、当日、高山市公式観光サイトにてご確認ください。
高山市公式観光サイトURL https://www.hidatakayama.or.jp/