【エール】第10週 第46~50話までのあらすじネタバレと感想

エール
この記事は約23分で読めます。

NHK朝ドラ エール第10週目「響きあう夢」に入りました。

第9週目のあらすじネタバレはこちらです。

【エール】第9週 第41~45話までのあらすじネタバレと感想
NHK朝ドラ エール第9週目「東京恋物語」に入りました。 第8週目のあらすじネタバレはこちらです。 周りの人たちの協力や励ましを得ながら、裕一は早稲田大学応援歌紺碧の空を作り上げました。 そして同期の作曲家、木枯と...

裕一は福島行進曲でコロンブスレコード入社以来、初めてレコードを発売することが出来ました。

そして、鉄男、久志とともに福島三羽カラスで頑張っていきたいと願っています。

音は、椿姫 ヴィオレッタ役を勝ち取ることが出来ました。

さて、第10週目はどうなるのでしょうか?

こちらの記事ではエール第46話~50話までのあらすじネタバレや感想をご紹介します。

※2020年6/1~6/5放送分

【エール第10週 キャスト一覧】

古山裕一 (窪田正孝)

裕一の妻 古山音(二階堂ふみ)

音の姉 吟(松井玲奈)

村野鉄男(中村 蒼)

佐藤久志 (山崎育三郎)

夏目千鶴子(小南満祐子)

高梨一太郎(ノゾエ征爾)

コロンブスレコードのディレクター 廿日市誉(古田新太)

秘書 杉山あかね(加弥乃)

作曲家 木枯正人(野田洋次郎)

カフェバンブー店主 梶取 保(野間口徹)

カフェバンブー店主 梶取恵(仲 里依紗)

歌い手 山藤太郎(柿澤勇人)

オペラ歌手 双浦 環(柴咲コウ)

NHK朝ドラが観られるNHKオンデマンドは<U-NEXT>から見れます。

エール 第46話

裕一の初めてのレコード福島行進曲は期待したほど売れず、デイレクター廿日市から「勘弁してよ、いつになったら利益出してくれんの。」と言われてしまいます。

 

そのころ、鉄男が再び裕一宅を訪ねてきます。

会社から縁談を断ったら左遷だと言われた、福島の会社を辞めて家も売り払ってきたとのこと。

鉄男「コロンブスレコードに紹介してもらうことって出来ねえか?詩を見てもらうだけでもいいんだ。」

裕一「う、うん。」

戸惑う裕一。

 

音の学校では

講演、椿姫の練習に入るための顔合わせが行われています。

演出担当は黒崎という男性、そして監修には双浦環先生が入ります。

環「どうぞよろしく。最高の舞台にしましょう。」

 

会の終了後、音は環の元へ駆け寄ります。

音「環先生、あの、よろしくお願いします。私、頑張ります。」

環「そうね、かなり頑張らないと厳しいでしょうね。 あなたが選ばれた理由は2つ。 1つ目は夏目さんが選考会でベストを尽くせなかったこと。 2つ目は夏目さんが選考会でのあなたの気迫に動揺してベストを尽くせなかったから。 あの時のあなたの歌には粗削りだけど人の心を揺さぶる何かがあった。 審査員たちはあなたの可能性に賭けてみようと考えたの。だからと言ってお客様に未熟なものを見せるわけにはいかない。 あなたに足りない技術をこれから死ぬ気で磨きなさい。」

音「はい」

音は深々とお辞儀をしました。

家に帰ってきてからの音は、体力作りに励むようになりました。

発声練習や呼吸法、仰向けになりお腹の上に本を数冊置き腹式呼吸をしたり・・・

裕一が色々話してもあまり耳には入っていないようです。

 

学校でも放課後はレッスンに励む音。

環はその様子を時折ちらっとみていました。

 

コロンブスレコードへ

裕一は鉄男をコロンブスレコードへ連れて行きました。

作曲家たちが出入りする応接室に案内し、そこで廿日市と会ってもらうことにしました。

鉄男「なんか、いけすかねえな。」

ここの雰囲気があまり好きではなさそうな鉄男。

廿日市が来ました。

廿日市「は?君どの面下げてそんなこと言ってるの? 福島行進曲は売れないし、あの作詞家どこから連れてきたの? 素人の想い出づくりに付き合ってるんじゃない。あの歌詞は何?トランプ?福ビル? 作詞家の仕事舐めてんのか?」

「あんた、詩書いたことあんのか?」

鉄男は怒って言いました。

鉄男「あんたは福島馬鹿にしてんのか?」

廿日市「してねえよ。地方小唄なんだからもっとわかりやすい言葉で作れって話。」

鉄男「あんたがわかるなんて関係ねえ。歌は聞いてくれた人のもんだ。」

ははははは・・・あざ笑う廿日市はそのまま応接室を出て行きました。

裕一「あの人は曲の良しあしより、売れるものに価値があるという考え方なんだよ。」

そういって鉄男をなだめました。

 

そこへ木枯が現れました。

木枯「裕一。話があるんだ。」

鉄男「木枯さんて、あの木枯さん?」

3人は屋台へ行きました。

鉄男「木枯さんと裕一が知り合いとは驚いたよ。酒は涙かため息か大好きです。」

木枯「福島行進曲、よかったです。いい歌詞に沁みました。」

 

木枯の話とはテイコクレコードから誘われて移籍することになったということでした。

裕一「ふ~ん。いいなあ、木枯君は。それに比べて僕は・・・」

木枯「いや、いずれ君はコロンブスを背負う作曲家になる。それと、君に会わせたい人がいる。」

 

木枯は裕一を改めてカフェーパピヨンへ連れて行きました。

そこで紹介されたのは高梨一太郎と言う人物でした。

高梨「初めまして、高梨です。ずっとお会いしたかったです。」

この出会いが裕一の暗い作曲人生を明るいものに変えていくことになるのです。

エール 第47話

カフェーパピヨンにて

裕一は木枯から作詞家の高梨一太郎を紹介されます。

高梨「早速ですが古山さん、私の詩に曲を付けてもらえませんか?」

裕一「ぼ、僕がですか?」

高梨「最初は木枯君に頼むつもりだったんだけど、こないだ発売した福島行進曲凄くいい曲じゃないですか! それで木枯君に聞いたら、あれを作曲したのは海外での受賞歴もある天才だって教えてもらいましてね。紺碧の空も書かれたそうですね。いやあ~凄い方がいたもんです。」

裕一「いやあ」

高梨「どうですか?やっていただけませんか?」

裕一「あ、え、あの嬉しいですけど、あの」

木枯「俺のことは気にしなくていい。俺だって高梨先生と君が作った曲を聴いてみたいんだよ。」

裕一「ほ、ほんと?」

木枯「うん。」

裕一「じゃ、お願いします。」

高梨「よかった~。実はもう書いてきちゃいまして。」

高梨はカバンから船頭可愛いやという詩を出しました。

 

自宅にて

裕一は船頭可愛いやの作曲に取り掛かりました。

~船頭可愛いや~

夢も濡れましょ

潮風夜風

船頭可愛いや

エー船頭可愛いや

波まくら

 

裕一「いい歌詞なんだ。さすが高梨先生。せっかく木枯君が繋いでくれたんだから頑張んないと。」

音「うん、楽しみにしとる。」

 

音は舞台の稽古

相手役の久志と椅子に座ったまま歌う場面の稽古で、音は黒崎から「歌になってない!」と注意を受けます。

周囲からも音には荷が重いのではという声がささやかれるようになりました。

 

音が一人で練習していると、環が「息を吸うタイミングがそもそも違うのよ。」とアドバイスをくれます。

環「つむじを意識して‥天井から引っ張られる感じで、同時に喉を開いて」

その通りにやってみる音。

環は「ねえ、ちょっと来て。」と音を呼び、自分がパリで椿姫をやった時のレコードを「よかったら参考にして。」と音に渡しました。

環「日本では発売してないの。悲しいことに。」

音「そんな貴重なものいいんですか?」

環「どうぞ。お役に立てばいいけど。」

音「ありがとうございます。」

音は感激していました。

環「本場の舞台を見るのが一番勉強になるんだけどね。できれば海外で。」

音「本場のオペラ見てみたいなあ。ほんとは夫の留学に着いて行きたかったんですけど、留学自体がなくなってしまって。」

環「確かご主人は国際作曲コンクールで賞を取られたとか?」

音「はい、今はコロンブスレコードの赤レーベルで専属作曲家をしています。

環「へえ~」

音「環先生は流行歌なんてお聴きにならないですよね。」

環「そんなことないわ。いい音楽なら何でも好きよ。子供のころは長唄を歌っていたし。」

意外な言葉に音は驚きました。

環「ご主人はどんな曲を出されているの?」

音「それがまだ1枚しか出せてなくて、実力は確かなので後はきっかけだけだと思っているんですけど。」

環「そうね、きっかけは大事。あなたはそれを掴んだんだから無駄にしないようにね。」

音「はい。」

 

コロンブスレコードに

船頭可愛いやの作曲が出来上がり、裕一は廿日市に見せていました。

廿日市「あれ?これ歌詞、高梨一太郎なの? 採用!」

秘書も「素晴らしいと思います。」と一言。

今、芸者さんに歌わせるのが流行っているから、この曲も芸者で行く、と廿日市は言いました。

裕一「芸者さん?」

廿日市「いいなと思う人、こっちで探しとくから。」

裕一「お、お願いします。」

廿日市「古山君、これ最後のチャンスだから。もし売れなかったら君もういらないから。契約金も返済してね。」

売れなかったら契約金を一括で返済だと言われます。

そのことを久志に話すと久志は「採用されたんだろ?めでたい事だろ。なんで売れなかった時のことを考えるんだ、それより売れたときの幸せを想像してみろ。」と前向き。

裕一が船頭可愛いやは芸者さんが歌う予定だと話すと、久志も鉄男もどこの芸者さんなんだ?と興味を示します。

 

レコーディング当日

裕一がスタジオ入りすると、なぜかそこには既に鉄男と久志の姿があります。

裕一「え?なんでいんの?」

久志「取材だよ。」

鉄男「何事も勉強だ。」

裕一「きょ、今日大事な日だから・・」と裕一は焦ります。

 

歌い手さんが到着。

「どうも、沼田松子です。」

「あ、藤丸です。よろしくどうぞ。」

裕一「藤丸さんって芸者さんですよね?」

廿日市「いや、下駄屋の娘。」

裕一「え?下駄屋?」

廿日市「ほんとの芸者は高くて、どうせ顔見えないんだからいいでしょ?下駄屋で。」

鉄男「あんた、ほんと失礼な男だな!あんまし人舐めてっとそのうち痛い目見るぞ。」

久志「そうだよ、本物の芸者連れて来いよ~。」

そういうことではなく、鉄男は下駄屋を馬鹿にする廿日市に腹を立てていたのです。

 

それより焦るのは裕一です。

この曲が売れるかが運命の分かれ道。

秘書「歌を聴いてみてから判断したらどうですか?」

というわけで、レコーディングがスタートします。

伴奏が流れ、藤丸さんが歌うと透き通る声と歌の上手さにみんな驚きました。

 

しかし、せっかく発売された船頭可愛いやは思うほど売れず。

古山家は上京以来最大の危機を迎えたのです。

エール 第48話

裕一は、船頭可愛いやの売れ行きが良くないことを音に話します。

音「そんなに売れとらんの?」

裕一「ほんとはみんなに聴いて欲しいんだけどな。」

音「いい曲なのにね・・・ねえ、契約金ってほんとに返済しないといかんの?」

裕一は頷きました。

いつもの脅しではなく、今度はホントらしいのです。

「どうしよう。」と困る二人。

裕一「安心して!何とかすっから。」

音「どうやって?」

裕一「とにかく何とかするから今は稽古のことだけ考えて。」

 

とは言ってみたものの、裕一はどうしようも出来ず困り果てていました。

裕一「いい歌なのになあ、なぜ売れないんだろう。」

藤丸「きっと私のせいです。 私が下駄屋の娘だから。」

 

音が環に相談

学校で稽古中の音の様子を覗いてくれた環。

音は夫 裕一の曲 船頭可愛いやが売れなくて、契約が打ち切られそうで悩んでいることを環に話します。

音「いい曲なのにどうして売れないんだろう。」

環に船頭可愛いやを聴いてもらいました。

すると、環は「とってもいい。」と言ってくれたのです。

音「よかった~。環先生が褒めてくれたと夫にも伝えます。今、気落ちしてるからきっと喜びます。」

船頭可愛いやを聴き終わった後の環はしばらく呆然とします。

環「ね~え この曲私が歌ってもいいかしら?」

音「あの、それはどういう?」

環「私がこの曲を歌ってもう一度レコードを出すの。」

 

裕一と双浦環が

裕一と環を会わせるためにバンブーを使うことになりました。

世界の双浦環が店に来るということでマスターも奥さんも、そして当の裕一も緊張しています。

環がやってきました。

環「初めまして。双浦です。だいたいのことは奥様から聴いてらっしゃるかしら?」

裕一「はい、ま、誠に光栄に思います。けど、ど、どうして?」

環「船頭可愛いやが大変すばらしい曲だからです。西洋音楽をベースにしながら流行歌としての親しみやすさも兼ね備えている。これが評価を受けないなんて日本の音楽業界は遅れていると感じました。」

裕一は目を潤ませながら嬉しそうに環の話を聴いていました。

環「私がオペラの世界で広く認めてもらえるようになったのもプッチーニが私を見つけてくれたから。私はいい音楽を広めたい。あなたの音楽を大勢の人に届けたい。」

環「古山さん」

裕一「はい」

環「私に歌わせていただけますか?」

裕一「もちろんです!よろしくお願いします。」

 

この話はすぐに廿日市の耳にも入り、コロンブスレコード社長のところにも届きました。

「世界の双浦環が歌うから話題性がある、絶対売れる」と廿日市は会社のトップに頭をさげました。

トップたちは「双浦環が歌うということは青レーベルで発売、赤レーベルの作曲家が作った歌を青レーベルの歌手が歌うというのはどうなんだろうね。」と。

そして「それより、小山田先生がね。」

青レーベルの中心人物である小山田にお伺いを立てるが小山田は反対しているのだといいます。

環「古山さん、私に任せて」

 

小山田に会いに

小山田「君が訪ねてくるのは珍しいな。」

環「お忙しいところ突然すみません。」

小山田「で、何かな。」

環「理由をお聞かせ下さい。」

小山田「理由?」

環「船頭可愛いやの件です。なぜ反対されていらっしゃるのか?」

小山田「ふふふ、そんなことは説明しなくてもわかるだろ。青レーベルは西洋音楽、赤レーベルは流行歌、それがルールだ。」

環「でも小山田先生も赤レーベルで曲をかかれていますよね。」

小山田「青レーベルの私が赤でかくのと、赤レーベルの新人作曲家が青でかくのと訳が違う。」

環「赤とか青とかその区分はそんなにこだわるべきものですか?」

小山田「だったらなぜ君はあの男にこだわる?コロンブスのお荷物だぞ。」

環「その古山さんをコロンブスレコードに推薦したのは小山田先生ですよね。」

小山田は環から目をそらします。

環「その目、私、その目を見たことがあります。ドイツにいたころ先生と同じ目をした芸術家たちをたくさん見ました。彼らはみな自分の立場を脅かす新しい才能に敏感です。」

小山田はフっと鼻で笑い「馬鹿馬鹿しい。」と言いました。

 

廿日市に

環が廿日市のところに来ました。

環「上の機嫌をとって今いる場所を守るか、勝負に挑んで大きな利益を得るか、どちらになさいますか?」

 

レコーディング決定!

世界の双浦環が歌謡曲を歌うということで多くの報道陣が詰めかけたのです。

双浦環の船頭可愛いやは大ヒット。

相乗効果で藤丸の船頭可愛いやもヒットし町中に裕一の作った曲が流れました。

喜びと安堵に浸る裕一と音。

音のヴィオレッタも楽しみにしている裕一。

ところが、このところ体調が何だか思わしくないと感じている音。

バンブーの恵から「大丈夫?・・月のものは?もしかして、赤ちゃんできたんじゃない?」と言われて「え?」と驚く音。

エール 第49話

やっぱり音は妊娠していました。

裕一「えーー。ほ、ほんと?僕らの赤ちゃん? ぼ、僕父親になるの?え、どうしよう信じられない。」

音「うん。」

大喜びの裕一。

音「学校は退学せんといかんだろうね。子育てしながら通学できんし。でも、記念公演だけは出るよ。椿姫だけは絶対成し遂げたいの。」

裕一「だ、大丈夫?」

音「お腹もまだ目立たんし何とかなるよ。それに学校は辞めても公演を成功させてレコード会社の目にとまれば歌手になる道が開けると思う。」

裕一「そうなれば一番いいけど。」

音「お母さんになることも歌手になる夢も両方叶える。裕一さん応援してくれる?」

裕一「勿論。僕はもう、なんでも協力します! あ、でも絶対無理だけはしないで。」

音「はい。」

 

音、学校で

いつものように公演の練習をしています。

音は練習の合間に黒崎に自分が妊娠していることを告げました。

それを聴いた周囲はみな驚きます。

黒崎「一緒に出来なくなるのは残念だけど、まあ、めでたいことだしなあ。」

音「いえ、私、舞台には出ます。」

黒崎「え?」

音をじっとみる千鶴子。

音「産まれるのはまだ先ですし、体調も問題ありませんから。」

黒崎「妊婦さんが舞台に立つってのは。」

音「決して皆さんにはげ迷惑おかけしませんので引き続きどうぞよろしくお願いします。」

音は周りの人々にも深々と頭をさげました。

周囲はただ驚いています。

久志は心配そうな表情です。

環先生は何も言わずに部屋を出て行きました。

音は帰宅

音が家に帰ると、裕一の仕事場から音が聴こえます。

裕一は赤ちゃん用のおもちゃをたくさん買って、手作りの木工で赤ちゃんの物を作っていました。

裕一「待ちきれなくってね~。女の子かな?男の子かな?どっちだろう?」楽しみで仕方ありません。

音は学校でのことを裕一に話したいのに裕一は気づきません。

次の日、音、学校

音は、講演の練習の合間に公演の仲間が言っている話をたまたま聞いてしまいます。

「やっぱりヴィオレッタは交代した方がいいんじゃないかね。」

「本来は千鶴子さんなわけだし。」

「その方がこっちも気兼ねしなくて済むしな。」

 

千鶴子「ちょっといい? やっぱりあなたは強欲ね。あなたがどう生きようと構わない。でも少しは周りのことも考えて。」

音「周りの事を。」

千鶴子「正直みんな戸惑ってる。あなたに気を遣って思い切り練習ができないって。」

音「気を遣ってもらう必要なんてないです。」

「そういうわけには行かないでしょ!」千鶴子は怒って言います。

千鶴子「私だってこんなことは言いたくないのよ。」

 

家で

食事の支度。

音はご飯が炊けるニオイにムカムカします。

音は心配する裕一に「大丈夫、病気じゃないんだから!」と言って強がります。

 

姉の吟が遊びに来ました。

吟も結婚し新婚生活を送っています。

吟「妊婦さんは酸っぱいもの欲しくなるって言うからこれ。」柑橘類を持ってきてくれました。

吟「私もおばさんかあ。お母さんも梅も凄く喜んどったよ。」

 

吟「学校の手続きはしたの?退学するんでしょ?」

音「記念公演が終わるまでは通うつもりだよ。」

吟「え?なにゆっとるの?あんた妊婦でしょ?」

音「妊婦が学校通っちゃいかんって決まりでもあるの?」

吟「おなかの赤ちゃんに万一のことあったらどうするの。」

音「気を付けてるから、大丈夫。」

吟「でも、あんた一人の身体じゃないんだし。」

音は「わかっとるよ!いちいちうるさい!」と怒ってミカンを持って部屋を出て行きました。

裕一「なんか、すいません。」

吟「ううん、妊婦さんの中には気分が不安定になる人もいるって言うし。そのうち落ち着くでしょ。」

吟は帰っていきました。

吟「いいなあ、赤ちゃん。」

吟はさみしそうにつぶやきました。

 

学校で

音は、次の日早くに学校へ行き、一人レッスンに励みます。

しかし、発声の時高い声がうまく出ません。

環「早いわね。」

音「色々取り戻さないといけないので。」

環「今日は、今日もだけど、古山さんは五度以上音が飛ぶと不安定になる。まずはあそこを克服しないとね。」

音「はい。」

音「先生だけです。普通に接してくださるのは。みんな変に気を遣ったり二言目にはおなかの子供に触るからって。」

環「私はあなたを特別に扱う必要なんてないと思ってる。あなたにはヴィオレッタとしての責任があるしそれを全うする義務がある。」

音「は、はい。」

環「古山さん、あなたは椿姫の舞台に出たいのよねえ。」

音「勿論です。舞台をしっかりとつとめ上げてプロの歌手になりたいです。」

環「そう、一つ確認してもいいかしら? プロってね、たとえ子供が死にそうになっていても舞台に立つ人間のことを言うの。あなた当然その覚悟はあるのよね?」

環の言葉を聴いた音は、固まってしまいます。

 

家で

音は朝になっても起きることが出来ません。

心配した裕一はうどんを作ってきます。

音「学校行かんと。稽古ある。」

裕一は音を止めます。

裕一「一日くらい休んだって平気だから。」

音「ぐらいって、何? 私はヴィオレッタなの、一日でも休んだらみんなに迷惑がかかる。」

裕一「でも、音、お母さんなんだから。身体大事にしないと。」

音「お母さん、お母さん、裕一さんにとって私って何?赤ちゃんのお母さんでしかないの?」

裕一「そんなこと言ってないよ・・」

音「裕一さん代わりに産んでよ。裕一さんは家で仕事出来るから、お腹に赤ちゃんいたって大丈夫でしょ?」

裕一「変われるなら、変わってあげたいよ。」

音「どうして女だけ・・」

それから二週間、音はつわりで満足に練習に参加できませんでした。

エール 第50話

音楽学校では舞台の稽古をしています。

演出の黒崎「古山君は今日も休みか。」

舞台仲間から「千鶴子さん、ヴィオレッタのパート、練習しておいた方がいいかも。古山さんあんなだし。」と言われる千鶴子。

千鶴子「私がやるべきことは、今自分に与えられてる役を磨き上げることだけよ。」

毅然とした態度を見せる千鶴子。

 

いつものおでん屋の屋台で

久志から学校での様子を聞いた裕一は「そうか、皆さんに迷惑かけてほんと申し訳ない。」と頭を下げます。

久志「迷惑だなんて思ってないよ。みんな心配してんだ。でもそういう空気も音さんを追い詰めてるかもしれない。」

鉄男「気、遣われっとかえって孤独になるもんだよな。まずは身体大事にすることだ。母親になる身なんだから。」

裕一「そう言ったんだけどね。凄く機嫌悪くなっちゃって。」

藤丸「これだから男は。裕一さん、子供のことしか眼中にないんじゃないの?赤ちゃんの母親である前に奥さんだって一人の人間ですよ。歌手を志したこれまでのこと、これからのこと、きっといっぱい悩んでる。だからあなたも父親になることに浮かれてばっかいないで、もっと奥さんの心の内を想像して寄り添ってあげなさいよ。」

鉄男と久志も藤丸のこの言葉に納得します。

そして、裕一が帰宅

裕一「ただいま~、音、鉄男がおでんくれたよ。」

音の姿が見えません。

裕一「音?」

家じゅう探しますが音がいません。

バンブーにも聞きに行きますが、今日は来ていないとのこと。

 

音楽学校に

もしやと思い、裕一は音楽学校へ行ってみます。

真っ暗で誰もいない教室から歌声が聴こえます。

覗いてみると、たった一人きりで歌の練習をする音の姿。

高い声がうまく出ません。

裕一「ここにいたんだ。音、今から僕は作曲家として声楽家の君に伝えたいことを言う。君は舞台に出るべきじゃない。息が続かないのは致命的だ。美しいメロディーも表現できないし、聴く人を不安にさせる。そんな歌しか歌えないんじゃお客さんにも失礼だ。」

音は立ち上がって裕一にビンタしました。

音は泣きながら「わかっとる わかっとる わかっとる 声も出んし息も続かないし。子供が出来たのは嬉しい。でも、なんで今って時々思ってしまう自分が嫌で、環先生に子供が死んでも舞台に立つのがプロだって言われたとき、すごく怖くなった。」

裕一「うん。」

「この子を失うなんて、絶対に嫌だって、この子に会いたい。歌もあきらめたくない。覚悟も出来んくせに、どうしていいのかわからん。」と言いながら音は泣き崩れました。

裕一「音、音、聴いて、その夢、その夢僕に預けてくんないか? 君がもう一度、夢に向き合える日がちゃんと来るまで僕がその夢預かって大事に育てるから、君の夢は僕の夢でもある。その代わり君にもいつか僕の夢を叶えて欲しい。」

音「裕一さんの夢?」

裕一「そう。僕の作った曲で君がおっきなおっきな舞台で歌う。」

音「裕一さんが作った曲を、私が歌う。」

裕一「音は、何一つ諦める必要ないから! そのために僕いんだから(居るんだから)」

音「ありがとう。」

音は裕一の胸の中で思い切り泣きました。

 

翌日

音は椿姫を降板し、退学届を提出しました。

環「残念ね、あなたには期待していたんだけど。」

音「申し訳ありません。」

環「謝ることないわ。ほとんどの人がいばらの道ではなく平穏な幸せを選ぶ。あなたもその道を選んだ。それだけのことよ。」

音「私は歌手になる夢をあきらめたつもりはありません。」

環「どういうこと?」

音「今まで私は、自分のことしか考えていませんでした。この子は裕一さんと私、二人に子供なのに一番大事なことを忘れていたんです。」

ぽか~んとした表情の環。

音「夢も子供も夫婦二人で育てていきます。彼がいてくれたから選べた道です。お世話になりました。」

音は環に深々と頭を下げました。

環はさっと立ち上がり「また会える日が来ることを楽しみにしているわ。」

音は振り返り「はい。」と微笑みました。

環は、音が去った後、何とも言えないさみしげな表情を浮かべたのでした。

 

それから半年後

臨月になった音は庭で洗濯物を干していました。

裕一は野菜を買って帰ってきました。

千鶴子から手紙も届いています。

留学先からの手紙です。

お元気ですか。

こちらは何とかやっています。

昨日はラフマニノフ先生による特別授業がありました。

そちらはいかかがでせうか。

早く音楽の世界に復帰してくださることを願っています。

あなたに負けたままでは納得がいきませんから。

音「ラフマニノフ?いいなあ! 千鶴子さんらしい。」

 

産気づく

急に産気づいた音。

裕一はお産婆さんを呼びます。

音は、無事に女の子を出産しました。

皆さんの感想をご紹介します

日本最大級のU-NEXTではNHKオンデマンドも見れます。

映画、ドラマ、アニメなどが見放題で作品数はなんと140,000本です。

U-NEXTでは31日間無料お試しが出来ます。

手続きは2ステップでとっても簡単 ①お客様情報を入力 ②決済情報を入力

無料期間が終わるまで料金はかかりません。解約や再登録も簡単に出来ます。


 

にほんブログ村に参加しています

にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフィフ主婦

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ

にほんブログ村に参加しています 

にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフィフ主婦

にほんブログ村 テレビブログ 朝ドラ・昼ドラへ

エール
スポンサーリンク
ukaruをフォローする
ハピロミ
タイトルとURLをコピーしました